部下が育たない時【育て方】【考え方】を変えてみると良い
少人数の工場のフロア責任者をやっている星井です。
今回は考え方について持論を述べたいと思います。
部下を育てるに当たって重要なことは個人の良いところを見つけることです。
部下が育たないのは必ずしも上司のせいではない!
人はよく「部下がショボいのは上司のせいだ」といいます。
間違いではないですが、その部下を雇うと決めた人事の見る目がないか、元々どうしようもない人っていう可能性もあります。
とは言っても、大方は上司の育て方の問題ではあるのできちんと育てたいですよね!
本記事は上記のような上司の力ではどうにもならない人を除いて進めていきます。
失敗は必ず財産になる!
これは上司の失敗でも部下の失敗でも同じです。
勿論部下の失敗は上司の責任でもあるので部下の失敗は上司の財産にもなります。
失敗を次に活かすというと当たり前ですね。
失敗といっても、未遂に終わった所謂【ヒヤリハット】であっても財産にするのです!
経験は全て財産になるのです。
個人をみてその人に合ったレベルの事をその人に合った教え方をする
部下の評価をランク付けする機会があるかと思います。
決してランクによって扱いや態度を変える、そのために付けるわけではありません。
意図としてはどこまで出来るようになってるかを見て教える内容や作業の難しさを変えるためです。
いきなり入社初日から技術が要る仕事はさせないですよね!
それと部下個人個人で適切な、最も成長する育て方があるのです。
例えば、ムチ→ムチ→アメ くらいの割合で行く方が良いのか、あるいは仕事中は決して誉めずに厳しくいって仕事から離れたプライベートや飲み会なんかで良いところを言う。
人によって様々な感情や感性があるのでその辺はしっかり見ながら判断しましょう!
少しキツイ事を言っただけで辞めてしまう人は辞めた方がお互いのため
最近特に多いのがちょっと叱るとすぐに辞める人。
教えられた事が出来なかったら何故そうなったか問いただす、怠けててミスしたから叱る、そんな当たり前の教育をしただけで辞めてしまう人はすぐに辞めた方が良い。
そんな人のためにあなたの時間や考え方が狂うのはバカらしいですよね!
今回のテーマは【育て方】であって辞めない方法ではないので割愛します。
会社のやり方、業種についていけない人は早めに辞める方がその人も助かる!
本人は十分にやる気が有って多少の事でくじけない勇気が有っても、会社の求めている技量等にどうしても届かない、製造や営業などの種目に合ってない人は続けても会社の利益に貢献出来ず、本人も自分のスキルアップや楽しむ事が出来ずに本末転倒です(。´Д⊂)
本人のためにも会社のためにも、早くに決断した方が良い場合もあります。
悪いところを見つけて指摘してばかりより良いところを見て誉めてから悪いところはこうしよう、という順番で教えてみると良いかも
やっぱり人の悪いところ、失敗に目がいってしまいがちです。
特に責任者等、人の上に立って間もない方は失敗という事に敏感になってしまいます(私もそうでした)。
悪いところを指摘してばかりだと本人も(自分はダメだなぁ…)(向いてないのかなぁ)と思い込んでしまい、成長出来るのに塞がってしまいます。
まずは良い部分を見つけて、誉めるまではいかなくても頭の片隅においておきましょう!
修正した方が良い部分が見つかったときに上手く良いところを絡めて教育していくと伸びる方が多いです。
そうしてコミュニケーションとりながら成長していく姿をみているとお互いが気持ちよく仕事が出来てより生産性もアップしていきます。
まとめ
叱るだけが教育ではありません。
これは勉強でも同じだと私は思っています。
人が成長する事が目的なので、成長するならやり方はどんなやり方でも良いのです!
今回はそのいろいろなやり方のうちの一部分を紹介しました!
上司の方、これから上司になる方の参考になれば良いなと思います。